石膏カンナ

  • Day:2012.03.31 23:44
  • Cat:道具
型づくりには欠かせない、愛用品の石膏カンナ。

石膏カンナ

石膏カンナと呼んでいますが、実は石膏専用という訳ではないのです。
商品名でしょうか、名前は「アラカンスタンダード」、板金の中間仕上げ道具です。
石膏・プラスチック・木材・金属の荒削りや、面取りをする際に活躍してくれます。
ホームセンターで簡単に手に入ります。

石膏カンナ2





ジョリジョリ、ザクザク、
良く削れます。
気持ちいいほど・・・




石膏カンナ1





使った後は金ブラシで
お掃除を忘れずに!

水洗いが必要な時は
石膏を落としてから。

流した石膏は排管内で
再度固まり、詰まる原因。
要注意!!







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鋳込み用石膏型・割型成形Ⅱ

鋳込み用石膏割型成形のつづき、型の完成までの作業工程です。

鋳込み用型Ⅱ

カリ石鹸は型を取るときになどに使う離型剤です。
  割面、原型、型枠など石膏が密着してしまう素材に塗ることで素材の表面に膜をつくり離型を助けます。

鋳込み用型Ⅱ1

ツメを彫った割面にカリ石鹸を刷毛で丁寧に塗ります。
カリ石鹸は水で薄め塗り残しの無いようにします。
カリ石鹸を濃く、厚く塗りすぎるとこれから取る型の割面がきたなくなるので気をつけます。
また、石鹸の泡は海綿スポンジなどで拭き取っておくと良いです。

カリ石鹸が乾いたら型枠を組んでいきます。

鋳込み用型Ⅱ2

しっかり枠型を組み、メド目をしたら石膏を前回の要領で流し込みます。
石膏が固まったら型枠から外し、底面の型取り作業に入ります。

取った石膏型を裏返してツメを掘りカリ石鹸を塗ります。
型を組みメド目をし、石膏を流し込みます。

鋳込み用型Ⅱ3

底部の完成、枠型を外します。

取った石膏型のバリを取り除き、表面を整えます。
型から油土原型を取り出し、石膏型の外縁を面取りして射込み作業中に型が欠けないよう仕上げます。

鋳込み用型Ⅱ4

鋳込み用型Ⅱ5

これで、一輪挿し原型をもとに左右、底部の石膏の割型が完成です。
この石膏型に泥漿を鋳込み、一定時間置いてから排泥すると一輪挿しができあがります。
鋳込み作業の製作工程も近い内に紹介していきたいと思います。






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鋳込み用石膏型・割型成形Ⅰ

先日、制作した一輪挿しの油土原型を使用して、
鋳込み用の石膏型を割型にして成形します。

石膏の特性でもある吸水性を利用した鋳込み成形の型には石膏が多く使われます。
鋳込み成形は焼きものの歴史の中でも古くからある技法で、
中国の土偶、古代ペルシャの形象土器には木型や素焼きの型が使われていました。

鋳込み型

石膏型は押し型・鋳込み用型など、型の中からと作品を取り出せるように抜け勾配にする必要があります。
一輪挿しなどの作品の場合、左右底と3パートの割型にします。
油土原型に抜け勾配を考えながら、割線(正中線)を引きます。
鋳込み型1

まず、右サイド片側の型を取ります。
原型の底が垂直、割線が水平になるように倒して割線の下半分を粘土でうめます。
型の厚みの理想は2.5~3cmなので、原型周囲の厚みを取りヘラで丁寧に面をつくります。
型枠を組み、メド目をしてから、撹拌した石膏を流し込みます。

鋳込み型成形

石膏が固まったら枠はずし、裏返して粘土を取り除く。
合わせのためのツメを彫刻刀などで彫ってゆきます。

※石膏の厚みをなるべく理想に近づけるのと節約のため、粘土などで調節しています。

鋳込み型3

これで片側の型の完成です。
このつづきは、また明日掲載しますのでお楽しみ。
 
鋳込み型4




おまけ


石膏は固まると厄介ですが、プラスチックや
ゴム製の変形がきく容器を使うと固まった
石膏も気持よく簡単に取れます。
バリバリ楽しいぐらいです。








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大隈美佳展

“ 器屋 海 ” 取り扱い作家、大隈美佳さんの個展に行って来ました。
個展は東京千駄ヶ谷にある素敵なギャラリー店舗 “ SHIZEN ” にて、今月29日まで開かれています。
詳しくはこちらから。

大隈美佳展

素敵な作品がたくさん並んでいます。
大隈美佳展3





笑顔がとても素敵でかわいらしい
とても明るい人柄の大隈美佳さん。




大隈美佳展1







2児の母でもある作家本人が、
子供のためにとつくる器。
子供サイズで使いやすく、
動物などのかわいらしい絵柄の
“ こどもうつわシリーズ ” 。





大隈美佳展4

        
        
        
        
                
        かわいらしい茶器セット。
        これでお茶を頂いたら美味しそう。
        

      
       
        今の季節にぴったり。
        お皿の上に春が広がっています。
大隈美佳展6

一目惚れして購入してしまいました。
壁掛け用の陶板です。
「暗闇のにゃんこ」といったところでしょうか・・・


5月には湯河原にある大隈さんの工房を訪ね、
作品を仕入れに行ってきます。

現在、“ 器屋 海 ” において取り扱っている大隈美佳さんの昨品の詳細はこちらから





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今週の教室風景

  • Day:2012.03.24 23:44
  • Cat:教室
今週の陶芸教室は春の訪れのせいか、ほんわかでゆったりとした雰囲気。

教室3.24-3

土と向き合って真剣にものづくりを楽しんでいる顔つきは、皆さんとても素敵な表情です!!
今週のピックアップは、ルーシー・リー風の花器の制作の様子を紹介します。
教室3.24-4




高台を削り、色化粧がきれいに載るように
ボディーの表面を金ベラで整える。




教室3.24-1







かたちなどを考慮しバランス良く、
色化粧を塗り分ける。
色は黒、黄褐色の化粧。



教室3.24-2









黄褐色の化粧部分に竹串を使い、
線文を施す。



教室3.24

ルーシー・リー風に作る予定ではなかったとか・・・
ルーシー・リーさんのように釉薬ではなく色化粧を使い、
「挑戦してみます!」と・・・頑張った成果です。
焼き上がりが楽しみです。




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型押し成形用の石膏型づくり

昨日成形した箸置きの原型から型押し成形用の石膏型を取ります。

箸置き押し型成形4

油土の原型の周りに粘土で壁枠をつくります。
石膏型の厚みが3cm程取れるようにセッティングします。
石膏を流し込んだ時に壁が崩壊しないようにします。
こういった小さなものの押し型を取る場合はタッパのような容器を使うと、
簡単で手間と時間が省けます。
残念ながら今回は、丁度よいタッパが無かったのです。

箸置き押し型成形

壁枠内の体積を計算し、石膏1kgに対し水740ccの割合でまぜます。
石膏はゆっくりと水面全体に入れてゆきます。
1分程そのまま置いてなじませ、少し粘りが出るまで(5分程度)一定の速度で攪拌(混ぜる)します。
粘りが出てきた石膏はすぐ硬化し始めてしますので、素早く型に流し込むみます。
その際、慌てて気泡を入れないように注意します。
混ぜ棒などに沿わせるように流し込むと、上手くいきます。

箸置き押し型成形3

石膏は水と混ざり、化学反応を起こし発熱しながら固まります。
石膏温度が最高発熱に達すると硬化が終了します。
その直後に壁枠を取り除きます。
石膏カンナを使ってバリや面取りをします。

最近は10kgの小分けパックも手に入るようになり、
ビニールパックとの二重梱包なので“なき”(湿気)の心配も半減です。

※石膏のゴミは廃棄物処理なので業者に頼むか、ゴミ処理場への持ち込みが必要ですので、
極力石膏のゴミは少なくした方がベターです。

※混水量の割合や攪拌時間はメーカーや石膏の種類によって違いがあります。

箸置き押し型成形2

へらなどを使って型から油土の原型を取り除いたら、型押し用の石膏型の完成です。
この後、風通しの良い場所で1週間程乾燥させます。
石膏は乾燥して、水分を含んだ状態の約2倍の強度となります。

 




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原型づくり

  • Day:2012.03.22 10:34
  • Cat:制作
石膏型を取るための原型づくり。
原型をつくる素材は石膏・油土・樹脂粘土等、作品によって使い分けます。
今回は油土を使っての原型成形です。

原型4  

粘土を削ったり、足したりとかたちを整えていきます。
粘土が柔らかすぎる時は、冷蔵庫で冷やすとかたち取り安くなります。

押し型でつくる予定の箸置きの原型。

原型







                            鋳込み成形でつくる一輪挿しの原型。
            実のイメージ、パート1。

原型3

















                            鋳込み成形でつくる一輪挿しの原型。
            実のイメージ、パート2。









この後は、型押し用の石膏型と鋳込み成形用の石膏割型を取ります。




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クリスマスローズ

  • Day:2012.03.20 23:44
  • Cat:私事
今日はバリバリ仕事の予定でしたが、少しゆるめにして外回りの木々と久々に会話の時間を持ちました。
  日差しも強くなリ春を感じる今日この頃ですが、うちの庭のクリスマスローズは今が見頃。

花1

花2



毎年毎年、花が咲くのが遅くなってきている。
はじめの頃は12月に咲いていたのに・・・
元気なんですが・・・なぜだろう?

力強さを感じる原種のクリスマスローズ。
花の色合い、そのかわいらしさ気に入ってます。

いつも下を向いて咲いている花。
お顔はこんな感じ・・・美人です。


花


次から次へとつぼみがなり、花開いてきています。
花も長持ちするので、当分楽しめそうです。




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今週の教室風景

  • Day:2012.03.18 17:44
  • Cat:教室
今週の教室風景の一枚です。

教室風景

毎回のことですが、制作していると時間はあっという間に過ぎてゆきます。

教室風景2

今週の教室からの気になる一品の制作工程を紹介します。
ユニークなかたちの香炉、筒状に作ったボディーを横にしてこのかたちに変形。

教室風景3





ボディーに蓋のかたちにメスを入れ、
蓋を切り出す。




教室風景4







切り出した蓋に穴を開けたり、
つまみを付けたりします。



教室風景5








四足といい、ボデイーのラインが
まるで動物のよう!



教室風景6







ボディーまわりに鎬を入れ、
白化粧を施しています。







教室風景7

ホント、かわいらしいユニークな香炉。
焼き上がりが楽しみです。





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大隈美佳 展

“器屋 海” 取り扱い作家、大隈美佳さんの個展が東京千駄ヶ谷のギャラリー・SHIZENで開かれます。

みかさんのはがき表

独特な技法で描かれた個性豊かな、とてもかわいらしくウキウキ楽しい絵、
大隈美佳さんワールドが広がっています。
今回の個展では、子供用の食器が数多く並ぶそうです。
みかさんのはがき裏

     



     大隈美佳 展
     
   会期:2012 3/24sat~29thu
   時間:12:00~19:00(最終日17:00まで)
       ※在廊日 24sat・25sun・29thu


     <SHIZEN

   東京都渋谷区千駄ヶ谷2-28-5
        tel:03-3746-1334
        fax:03-3746-1338
        mail:shizen@utsuwa-kaede.com
        http://utsuwa-kaede.com/shizen
 
        総武線「千駄ヶ谷駅」下車徒歩8分
   営大江戸線「国立競技場駅」下車A4出口徒歩8分
   副都心線「北参道駅」下車A2出口徒歩12分
     


  大隈美佳ワールドをぜひ覗いて見てください。

           
     





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便利な道具

  • Day:2012.03.16 23:24
  • Cat:道具
グラタン赤






   グラタン皿のドット柄に使った、とても便利な
   スポンジの登場です。



スポンジ1









厚みのある丸さが程よく、ドット柄を入れる
ときなどは重宝しています。




スポンジ

スポンジといっても、現在は便利な時代でさまざまなものが市販されておりとても安く手に入ります。
その市販用途はともかく、自分スタイルで自分好みの使い方を楽しみ愛用していけばOK!




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お気に入りの一品

  • Day:2012.03.15 23:34
  • Cat:道具
メス2



  
   今日は普段使っているさまざまな道具の中から、
   グラタン皿の成形でも活躍したもの、メスを紹介
   します。

   シャープなかたちにカットしたりする場合、見事
   な切れ味のメスは大活躍です。





メス1

作風などに合わせて使う道具は、その時々で変わります。
土味や柔らかい粘土を切る場合は竹べらなどが最適、他には剣先、針、カッターの刃などもよく使います。
シャープなカット面や細かい飾り穴などには、上のような切れ味が鋭いメス(医療用)を好んで使っています。
刃の種類もいろいろあり、とても便利です。

メス

中でもこの一本は、一番のお気に入りで大切に使っています。
現在主流になっている使い捨てメス以前の医療用メスです。
刃の取替えができ、持ち手も金属製、その程よい重みと感触が心地よい。
大事な作業には欠かせません。
もう手に入らないのでしょうか?

※ 医療用メスはよく切れますので、使用する際は充分気をつけてください。




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グラタン皿の仕上げⅡ

グラタン赤

      


    赤土のグラタン皿の成形段階の仕上げが完了!

   削り後、ドット柄のベースの下塗りです。
   丸い形のスポンジを使って、薄く水で溶いた
   白土で軽くお化粧をしています。


グラタン赤2

今回のドットの数は18個!!
ドット柄や線などの模様を作品に入れるとき、実はかなり個数や本数などを気にしているんです。
縁起を担ぐというか、自分の好きな数とか、自分に関連する数など・・・みなさんはどうですか?

グラタン赤1

かわいらしさがありながらもシンプルにまとめたかたちのグラタン皿。
黒色ボティーに小さな白いドット柄が散らばる、ちょっとキュートなグラタン皿になります。
でき上がりをお楽しみに!!





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グラタン皿の仕上げⅠ

白土のグラタン皿の成形が完了です。
かたちはすっきりシンプルにまとめたので、
この後に釉の掛け分けでモノトーンの大き目のドット柄を施し、
かたちを生かした個性的なグラタン皿にする予定です。

グラタン白8

取手づくりから、取手を器本体につけるまでの工程です。

グラタン白3

取手のかたち次第で作品の印象はだいぶ変わります。
持ち手の裏の凹みがちょっとしたポイント。

グラタン白





取手のかたちは半円なので、
粘土を板状に伸ばし少し固い状態にし、
型抜き(キッチン用品)でかたちを取る。


グラタン白1







半円にカットし麺棒などで、
片面に凹みをつけかたちを整える。

この凹みが指のかかりを良くし、
持ちやすい取手にするポイント。


グラタン白2





接着面をボディーのかたちに合わせ
カットし整える。

シャープな仕上がりにするため、
粘土の状態はかなり硬くして作業する。


グラタン白4







     
     付ける位置を決めて接着面にキズを付け
     ドベ(泥状態の粘土)をたっぷり塗り、
     少し左右に動かし密着させるように付ける。
     はみ出したドベは筆などで取り除く。

      


グラタン白5



     

     さらに接着部分を細い紐で補強し、
     指できれいに馴らしていく。



グラタン白6









    余分な粘土は竹串などで取り除き、
    ボディーと取手が面一でつながるようにする。








グラタン白9

これで完成、面一の丸いお耳がポイントです。





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「簡易湿台」

  • Day:2012.03.12 01:34
  • Cat:道具
湿台(シッタ)とは、高台を削る際に器の口縁部に傷がつかないように作品をのせるための台です。
作品のかたちやサイズによって、種類の数ほど必要となります。

湿台

私は生(半乾き)の湿台を好んで使用しているので、たいていは作品ごとに湿台をつくります。
生湿台は耐久性に欠けるので、色々な湿台をつくり素焼きしておき使用している人が多いです。
また、湿台を使わずアイディアでさまざまな代用品を使うこともできます。
今は市販の陶芸道具も豊富なので、簡単に芯出しをして削りのできる道具も何点かあります。

湿台1





    グラタン皿を削る際に使用した湿台。

    100円ショップなどで購入できる
    プラスチックの植木鉢を湿台に変身。
    作品の内径のサイズに近いものを
    使います。


湿台2









    今回は、逆さまにして使います。
    プラスチック製で軽いので安定を良
    くするために中に粘土などの重しを
    入れます。


湿台3







    中心に据え芯を出したら、植木鉢を
    ロクロに固定する。
    ひも状の粘土を作品の内径の大きさ
    に合わせて付け、かたちを整え馴染
    ませたら「簡易湿台」の完成です。

    「簡易湿台」は作品の数が少ない時や、
    緊急時にはとても便利です。
    洗面器やボウルなどアイディア次第で
    いろいろなものが道具に変わります。

    





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グラタン皿の削り

先日、成形したグラタン皿を数日ほど室に入れ、
作品を削りやすい硬さに調整したのち削り作業を行います。

削りロクロ

削りは電動ロクロを使います。(早いので・・・)
今回湿台を作り忘れ、作り置きのものもサイズが合うものがなっかたので、
代用品で「簡易湿台」をロクロに据えての作業です。

削り裏

削り作業で余分な土のお肉を落とし、かたちはスッキリ。
直火対応なので裏は高台のないベタ底です。
この後、白土の作品の方は取って付けの作業、
赤土の作品はドット柄の下準備です。




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教室の作業風景・下絵付け

  • Day:2012.03.10 11:44
  • Cat:教室
今週の “陶工房 海” 陶芸教室、作業風景の中から
時間も忘れ一心不乱、制作に没頭しています。

教室

その中から、今週のセレクトトッピク。
オリジナルで個性豊かな絵柄、その下絵付け(骨描き)の様子を紹介します。

教室5

この作品は全体を染付(呉須)で仕上げ、本焼き後に上絵を施す予定です。
まず、素焼き地に鉛筆で薄く下書きを施し、鉛筆の下書きをガイドにして
面相筆を使い、呉須(今回は古代呉須)で順序良く描いていきます。
目も肩も痛くなるような、細かい作業が続きます。

教室2




皿一面に丁寧に描かれた絵柄。
絵柄のベースは伝統的な七宝文に、
よく見ると唇・りんご・ハートなど
ユーモアある若いセンスが光っています。

教室1




  
 
 



   円皿、6分割されたパーツにはそれぞれ、
   伝統的な文様を独創的にアレンジされた絵柄が、
   弁柄で丁寧に骨描きされています。

  教室4








丁寧に描かれ準備された絵柄のデザイン図案。
制作を通して、とても大切なことです。
つくるものを頭の中でイメージするだけではなく、
ラフスケッチ(ヘタでも良い)を描くだけで、
作品の仕上がりが違ってきます。






教室3

この後、下絵の色付、釉掛け、本焼き、上絵と作業はまだまだ続きます。
仕上がりが楽しみです。





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グラタン皿

直火・耐熱用グラタン皿を製作中。
わが家にはたくさんの食器(ワケアリ品)があるのですが、なぜだかグラタン皿が無くて困っていたのです。
この冬の耐火土の残りの処理も兼ねているので、白・赤土を使い2種類のドット柄のグラタン皿、
耐火用の食器にはかわいいものが少ないので、シンプルだけどちょっと変ったものを製作予定。

制作グラタン皿

普段は電動ロクロでかたちを引くのですが、
昨年12月、仕事中に大きくておも~い石膏の型を手に落とし
商売道具の大事な利き手、人差し指の指先を骨折。
まだ感覚が少し鈍いので、今回は手びねりでの制作を選択。

制作グラタン皿白




耐火粘土の白。
かたちはすっきりシャープ。
いろいろ悩んだ末、
削りの後に取っ手を付けることにしました。










      耐火粘土の赤。
      腰に丸みを持たせたかわいらしいかたち。
      反端の口縁が取っ手代わり。







制作グラタン皿1

品良くサーブできるよう、銘々のグラタン皿としては大き目。
直火も大丈夫なのでいろいろな用途を楽しめるよう、このサイズ。





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陶芸教室生徒作品

 
‘陶工房 海’ 陶芸教室、今回の窯焚きで焼き上がった作品の中から、いくつかセレクトして紹介します。
近々、教室の展示会も控えているので、大物や手の込んだ、気合の入った作品が目立ちます。

 あやの1
 <化粧掻落絵皿>

   かわいらしく、軽やかなタッチで描かれた花模様が女性らしく若々しいテイストの中皿の組み作品。
   赤土に化粧を施し、絵柄を掻落して素焼き後に彩色。
   釉薬も、化粧の部分と土肌の部分を掛け分ける工夫をすることで、作品の印象が重くならない。
   また、リムに土肌を残すことで絵柄を引き立て作品全体が引き締まって見える。
   
   市東1




    


  <色化粧面取花入>

   大胆に面取りをされた、迫力のある大物の花器。
   また、面取りされた土の肌合いと深みのある色合い
   が相まった趣きのある作品に仕上がっている。
   深みのある色合いは、下地に白化粧と色化粧を施し、
   素焼き後に酸化金属で再度彩色している。

引地














<白釉櫛目花入>

 優しいかわいらしさを感じるフォルムの個性的な花器。
 白釉に櫛目文様がアクセントとなった、やわらかい色
 肌を胴裾の鉄彩が引き立てている。
 一度口を閉じ、かたち全体を整えてから再度、かわい
 らしい挿口が開けられている。
 

 

 


市東2












  <黒化粧線文花器>

   美しいラインにシンプルなデザインの大物の花器。
   黒化粧に施された線文の間隔を工夫しすることで、
   ボディーの美しいラインをより強調。
   斜めにカットされ広がりのある口元が、花をより良
   く演出してくれそうです。
    








熊谷
 <青磁鎬茶器>

丁寧に作られた、鎬文様の茶器。
かわいらしい注ぎ口に、持ちやすい大き目の取手。
鎬の効果もあって青磁の釉調を楽しめる作品。





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白壁 ー花入ー

  • Day:2012.03.05 16:40
  • Cat:NEW
先日、窯から出たばかりの新しい作品。

白壁・1

白壁、記憶がひとつひとつの模様となり時が色となって人が成長していくように、
白い塗り壁も歳月と共にあじわいを増し、どっしり構えながらも主役をそっとしっかり支えてくれる。

白壁・4






深みのある肌合いは、化粧と酸化金属。
アクセントのドット模様は、イッチン技法。
表に対比するように、内はマットな黒釉。


白壁・3


   






口の穴はさまざまな大きさに開けられ、一輪挿す
のもよし、ちょっと変わったアレンジも楽しめる。

白壁5

たくさんの色とりどりの花をゴージャスに生けたり、アレンジしたものも素敵だけれど
一輪の花や一枝、一草をさりげなく飾るのもお洒落。

詳細は、こちらから。






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うちの番犬たち

  • Day:2012.03.04 00:00
  • Cat:私事
そうそう、あらかじめうちの番犬を紹介しておきます。
イタグレ?ブタグレのハウ、女の子です。
今後たびたび登場するかもしれないので、はじめに紹介しておきます。
ハウとパウとバウ。
仲の良い親子と言いたいところですが……
ハウも昔はスタイルが良かったのに…(^_^;)

ハウ・パウ・バウ

パウ・バウ

パウ・バウは普段店先にて番犬、狛犬、盛り塩を守るお稲荷犬として活躍している陶器犬です。
今後ハウ、パウ、バウ共々、よろしくお願いいたします。






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お知らせ

‘器屋 海’ の取扱い作家でもある、小林美海さんが参加している
“ 東北炎の作家復興支援展示会・お茶の器、お酒の器。展”が今日から東京新橋ではじまりました。


手紙手紙2

会期: 2012/3/4(金)~3/16
am:10:00~pm:5:00
※ 4・10・11日は休み・最終日16日午後3時終了
会場: アトムCSタワー・8F
東京都港区新橋4-31-5
TEL03-3437-3440
http://www.atomlt.com

大震災から一年、大きな被害があった中、負けずにがんばって制作活動を続けてきた福島・宮城・岩手・青森の陶やガラスなどの作家作品、お茶・お酒の器を中心にした展示販売!

ぜひ、脚を運んでみてください。
東北がんばれ!!



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ごあいさつ

  • Day:2012.03.02 03:24
  • Cat:私事
はじめまして、“陶工房・器屋 海”の主、今井香苗です。
当工房では、‘ちょっといいもの’ 現代のライフスタイルに合せたスタイリッシュな器を制作しています。
工房と併設の“器屋 海”では、個性あふれ作家たちが制作したオリジナルな器、‘作家もの’ の器を取り扱っています。
お気に入りの器を見つけて普段使いを楽しむ中、そんな器たちがみなさんの生活に広がりと潤いを与えることができれば最高です。
“器屋 海”の商品は、オンラインショップからも購入できるようになりました。

パソコン上の写真

お待たせしました! “器屋 海”のオンラインショップがOPENしました。
新年開けてから全く作品制作もできず、ただただオンラインショップサイトづくりに明け暮れる日々がつづき、胃の痛みに耐えながら、やっと完成させました。
たくさんの方のご来店をお待ちしております!

                                        オンラインショップはこちらから




また、“陶工房 海”では陶芸教室も開講しています。
自由スタイルをモットーに、各々マイペースにものづくりの楽しさを満喫できる空間を大切にした教室です。
もっともっとたくさんの方に陶芸の楽しさ、ものをつくりだす喜びを体験してもらいたいと思います。

サイト

ホームページもがんばって総リニューアル、スッキリ見やすくなったかと思います。
                                        陶工房 海”のHPはこちらから


やっと思い腰をあげ始めたブログ、なんとか頑張ってゆきたいと思いますのでみなさん応援よろしくお願いします。



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