象嵌と化粧掻落文・今週の教室から

  • Day:2013.04.29 22:44
  • Cat:道具
今週の教室はゴールデンウィーク前だからなのか、
静かな日が続きました。
2013教室4月27日6

今年のゴールデンウィークは、
少し長めにお休みをいただくことに!!

2013教室4月27日1


黒土に象嵌と掻落文で伝統的な模様をあしらった中皿。

普段食卓で食事が冷めないように保温プレートを使用しているとか...
高台があると保温の効きが悪いので、専用のベタ底のお皿を板作りで成形。




2013教室4月27日3





ある程度硬くなった
成形済みの作品に、
墨で模様の下書きを
していきます。





下書きに添って、
象嵌部分の模様を
竹串や針で溝を彫ります。

同じ模様部分の溝は
なるべく同じ太さ、
深さになるよう丁寧に作業。





2013教室4月27日5



次に筆で溝部分に
化粧を載せていきます。
盛るように施すのがポイント。


カキベラや金ベラ等で
余分な化粧を削り落とし、
白線を浮かび上がらせます。

今回はお皿の形に合った
自作の金ベラを使用。
また、薄っすら線の周りに
残った化粧はあえて残します。

化粧を削り落とす際の
乾燥具合は好みや、
作風によって変えます。
ある程度乾いていたほうが、
作業しやすいかと...。



2013教室4月27日4




ここからは掻落文部分の
白化粧に下地づくり。

まず、薄く溶いた化粧を
筆で輪郭に沿って
均一に塗っていきます。



手に付かない程度に乾いたら、
今度はスポンジに化粧をとり、
軽く叩くようにポンポンと
化粧を載せていきます。
スポンジのテクスチャーが
また作品の味に!!

こうすることで、
マスキング等いらずで、
作業が簡単になります。



2013教室4月27日2



最後にスポンジで施した化粧部分に
掻落しで模様を付けていきます。

必要であれば薄墨で当たりを付け
竹串で模様を描きます。



この時も化粧の乾燥具合で、
掻落した線が硬い線や
柔らかい線となります。

4箇所にそれぞれ違った
模様を施し終了。

最後に中心の化粧部分を
金ベラで薄く削りだしました。
黒土に白化粧と、
色味のコントラストが強いので、
化粧をぼやかすことで、
焼きあがりを柔らかい印象に!!





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