簡易金継・今週の教室から

  • Day:2012.06.26 00:34
  • Cat:教室
台風の直撃に大雨、
そんな憂鬱な梅雨の天気にも負けることなく、
楽しみながら、制作を頑張っています。

教室.6.24.1

先週、今週と2週に渡って作業している、
“簡易金継”の作業工程を紹介していきます。

簡単に器の割れや欠け、ほつれなどの修繕、
窯傷などもつくろえる、
自分で出来る手軽な金つくろいです。
ここでは、基礎的な手慣らし編に挑戦。

金継ぎ2







ここでは接着剤として、
エポキシ系の2層になった、
粘土タイプのものを使用。
(速乾性)

器のつくろう部分の汚れを
取り除いておきます。

良く混ぜあわせたパテを
欠けに合わせてくっつけ、
整形していきます。
整形にはパレットナイフなどの
道具も適しています。

パテは混ぜあわせた時点から、
硬化が始まります。

しばらく乾燥させてから、
少し多めに盛ったパテを
ナイフなどで丁寧に
削っていきます。








金継ぎ3






   
   
   その後、耐水ペーパー(400番)で、
   水をつけながら軽く磨き、
   接着面をなめらかにし、
   一昼夜置いて乾かします。

   ここでは、本漆の代わりに
   「新うるし」合成漆を使用。
   かぶれの心配がほとんど無く、
   乾燥も早く仕上がりも抜群。
   
   金の代わりには
   価格も手頃な代金、
   (真鍮)を使用。
   手慣らしには最適です。

   「新うるし」(本透明)と代金を
   同量ずつ小皿に取り、
   漆薄め液を少量ずつ加え、
   しっかり混ぜ合せます。

   筆の跡がスーッとつき、
   すぐに消えていく程度の
   硬さが目安。

   筆にとり、パテの上を
   丁寧になぞっていきます。

   万一、手元が狂い
   はみ出した場合は、
   綿棒に薄め液をつけ、
   拭い取れます。
 
   



金継ぎ1

しばらく置いて乾燥させたら完成です。

口縁の景色にアクセントが加わり、
より一層味わい深い一品となりました。



※ ここで使用したエポキシ樹脂には、若干の有害物質が含まれています。
  完全に硬化させた上から金や漆でコーティングし、熱湯を注がない等の注意を守ることで、
  有害物質が溶け出す可能性は低いですが、食器などの食品衛生法の規格には適合していません。





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台風の直撃に大雨、そんな憂鬱な梅雨の天気にも負けることなく、楽しみながら、制作を頑張っています。先週、今週と2週に渡って作業している、“簡易金継”の作業工程を紹介してい
  • 2012/06/27 00:55
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